―占いってなんだろう?―
「生年月日だけでなぜわかるのですか?」このようなご質問をよくいただきます。初回はその疑問にお答えいたしましょう。
私たちが空気だけでも水だけでも生きられないように、また、さまざまな細胞が集まってこの身体ができているように
運もまた、“気”の集合体です。それらを一つに束ねたものを“宿命”と呼び、生年月日や人相・手相などはその宇宙へ入って
いくための“門”のようなものです。
占い師が生年月日をおたずねする、または手相などを拝見いたしますのは
「あなたの宇宙へ今から入らせていただいてよろしいですか?」と門の鍵をいただくようなものなのです。
また、人の一生というものは一つの角度からのみ判断できるものではありません。
もしそれをしてしまったら「人間ドック」へ行ったのに「肺しかみない」のと同じことです。
私たちの中では常に“宿命”や“運命”をつくるための無数の“気”が存在し、
増えたり減ったり、けんかしたり助け合ったりを繰り返して調和をとっているのです。
―“宿命”はあなたの宇宙、“生年月日”は門、そして“占い”とはあなたの“気”と対話をすることです。―